BIM活用事例

イオンタウン松阪船江新築工事

1 物件概要

工事名 イオンタウン松阪船江新築工事
場所 三重県松阪市船江町
工事期間 (自)2024年8月1日
(至)2025年4月22日
建築面積 8,371.72 m2
延床面積 15,914.70 m2
構造 鉄骨造
地上2階建て
使用機材 Autodesk Revit、Recap Pro、
福井コンピューター GLOOBE Construction、
DAITEC CAD We’ll Tfas、
DATALOGIC Real4、Twinmotion for Revit、
DJI Mavic3 Enterprise、Trimble RPT600

物件概要

2 BIMによる取組内容と効果

① 構造検討

BIMで構築した3Dモデルを活用し、設計の初期段階から構造部材の配置やサイズを視覚的に検証しました。
この検証を通じて、複雑な形状や部材の取り合い、施工手順といった詳細な点までを具体的に確認することで、潜在的な問題を早期に確認することができました。
これにより、設計の精度と整合性が向上し、安全性と経済性を両立した構造の最適化に繋げました。

BIMによる取組内容と効果 構造検討

② 干渉確認

意匠、構造、機械設備といった各分野のBIMモデルを統合することで、2次元図面では見落としがちな躯体や他設備との衝突箇所を自動干渉チェック機能により、早期に発見・解消することで、施工段階での手戻りや追加コストの発生などのリスクを未然に防ぎました。

BIMによる取組内容と効果 干渉確認

③ 完成イメージの共有

BIMモデルから高精細な3Dパースを出力し、完成後のイメージを関係者間で共有しました。内外観のデザインはもとより、素材感、空間の広がりなどをリアルに表現することで、言葉だけでは伝えきれない雰囲気や感覚が関係者間で共有され、結果として円滑な合意形成を促進しました。

BIMによる取組内容と効果 完成イメージの共有

④ 点群による現況地盤の合成

UAV(ドローン)測量で取得した現況地形の3次元点群データをBIMに取り込み、高精度な現況地形モデルを作成しました。計画地盤との差分から正確な掘削土量を自動算出することで、施工計画の精度を向上させました。この手法は従来に比べて測量誤差を大幅に削減し、重機の選定や搬出計画の最適化など、より効率的で無駄のない施工計画に繋げました。

BIMによる取組内容と効果 点群による現況地盤の合成

3 まとめ

今回の工事では、主に「構造」「設備」「ビジュアライゼーション」「点群」の4項目についてBIMを活用し、施工計画の精度向上とコストの適正化に大きく貢献しました。また、これら以外にもBIMは、積算や環境シミュレーション、さらには安全管理といったように、建設プロジェクトの設計から施工、維持管理に至るまで、多岐にわたる分野でその有効性を発揮します。
今後も、BIMの活用範囲を建設プロジェクトのライフサイクル全体へと拡大していき、建設デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することで、さらなる生産性向上と付加価値創出に挑戦してまいります。

BIM導入のまとめ

北村組では設計施工物件を中心にBIM作成を実施しており、
パース作成や構造の納まりの検証を中心に活用しています。

躯体検証図面

躯体検証図面

躯体検証図面

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北村組の設計